悲しみの一日

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偉大な人物を失った。

Steve Jobs氏(師)だ。

俺のComputer人生は、Apple ][からなので、かれこれ30年以上にもなる。
ずいぶん長い付き合いだ。この間、擬い物の「窓」には見向きもしなかった(LinuxはOSXの勉強のため齧ったのだが...)。
だが、Steve Jobsの影響力が無くなったためか、最近のAppleの動向はどうも、好きになれない。

例えば、iSyncしかり、netatalkのversionしかりだ。さらに、昨日のことだが、Movable TypeのCSSを書き換えていてDigitalcolor meterを使っている時だ。なんと、16進表示は無くなってしまっているのだ(10.6では表示出来たのに)。

16進表示のDigitalcolor meterはApp Storeに有るのだが有料だ。

¥85でそんなケチなことは言うなよ!

という意見も有るだろう。そのうちiSync等もApp Storeに並ぶのだろうか? 何となく納得が行かないのだ

Appleは1984年のCMの様に、世の中の常識、権威に向かってハンマーを投げ続ける存在でなければならない。だから、かっこいいのだ。
iCloudは確かに素晴らしいsolutionだろう。しかし、それがあの支配者に見えなくもないのだ。

Wosの6502のcordingには悪魔的な輝きが有ったのだが、当時それを理解出来る者は居なかった。唯一Jobsだけが、感じる(理解するのではない)ことが出来たのだろう。そして、これは未来を変えるのだと...

さらに、その成功に満足する事無く、次世代のcomputingを生み出したのだ。

LISA、MAC、iPod、iPad、iPhoneとinnovatitveなプロダクトを送り出したのは驚異的だ。何よりも凄いのは、developing toolも同時に供給した事だろう。そのおかげで、様々なアプリケーションがOSXあるいはiOSのプラットフォームで動く事になる。

実は、この姿勢はApple ][の時代からの伝統なのだ。
Apple ][のマニュアルを見ると、回路図からlogicのtiming、ROMのアッセンブルまで全て記述されている。ここ迄詳細なcomputerのマニュアルを俺は知らない(それが故にcopy商品が流通したのだが)。因に、モニターの滲みを解消するためvideo出力段のトランジスタを交換したり、16KのRAMカードや、Z80CPUボードを自作したり(Micro Softもマニュアルに回路図が載っていた)。

あのApple ][のアセンブラを眺めているときのときめきは今はもう感じられない。年かな?

iPhone 4Sは5にはならなかった。4Sは「FOR Steve」の意味らしい。

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コメント(2)

いままでの病状から予想されたこととはいえ、いざ実際のニュースで報じられると大きな衝撃でした。ひとつの時代が終わったんだな・・と実感。
自分もapple ][に始まり、quadraのころまでのワクワク感を最近感じなくなったのが正直淋しいです。

>bolt-on先生
歳ですかね。もう自分は古い世代なのでしょうね。関宿の集まりが楽しいのですから…

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