未曾有の天災+人災?に右往左往。
計画停電があるため昨夜から本日の検査予定入院患者に連絡。待てそうな患者様にはご理解を戴き入院を延期させてもらった。検査・治療中の停電はもちろん術後の病棟管理等にも支障が出るため、停電中は侵襲的検査を避ける事に。
電車は動かず、自動車も道の混雑を考えると使えない為、自転車で出勤。
早めに到着し、Staffを緊急召集。対策をすぐさま立てるようにした。
昨晩の東京電力の発表と実際直接連絡されたグループ分けが違っていたためさらに混乱。
カテーテルは、入院中で状態が許さず早めの治療を必要とする症例2例のみ。
停電の合間を縫ってT先生とO先生が頑張ってくれた。どちらも、大過なく終了。
夕方にも明日の対策を協議したが、計画停電のスケジュールが決まっていないため、明日の朝また同じ事の繰り返しに成りそうだ。
東京電力さん。原発の管理といい、計画停電といいずさん過ぎませんか?
なかなか大変ですね。当方では、薬品、手術器材、病院食の食材の備蓄を2-3日しか持たないため、待機的な治療はすべてキャンセルとなり、緊急のみの対応となっています。物流が安定すればいつもと同じ診療ができますが、めどが立つまで落ち着けません。
薬はなんとか大丈夫そうなのですが、一部工場が壊滅的な状況のようなので手に入らない薬が有るそうです。食事は一週間分持ちそうですが、停電により供給出来る時間がまちまちなることが有ります。あと、非常用電源の軽油がヤバいみたいです。
そんな訳で、退院出来る患者様には極力退院していただき、そのベットを職員の宿泊施設として利用しています。