自宅のNAS、N4200Proだが、実はNo2のDrive Error頻回でサポートに送って修理していた。だいぶ前に帰って来ていたのだが、LIONになってからThecusのTimeMachineサポートがまだ発表されていなかったり、Computer roomのエアコンが逝かれていたりでNAS構築をペンディングしていた。
そうこうするうちiSCSIについて学ぶ機会があり、これはTimeMachineに良いだろうと構築。
iSCSIイニシエータにはglobalSAN iSCSIを使用した。
まずはN4200でiSCSIを構築。RAIDはTimeMachineには使わないので総容量の40%にData領域を割り当てた。その後、「領域割り当て」で「iSCSIシンプロビジョニングのボリューム」を作成。iSCSIシンプロビジョニングは仮想的にDiskの容量を設定し、N4200Proでは16Tまでサポートしている様なので、4つのvolumeを作成した。
globalSAN iSCSIをインストールすると「システム環境設定」にglobalSAN iSCSIが追加される。
設定画面の左コラムの下の「+▼」から「Portal」を選びNASのIP Addressを入力する。右側のConnections:に接続するPortが出てくるのでPersistentにcheckを入れ、Connectボタンを押す。すると、ディスクの初期化を要求されるのでディスクユーティリティーを使って初期化する(この辺の詳しい説明はここを参照)。
後は、TimeMachineの設定も同じ。
問題のスピードだが、ベンチマークでは80MB/sec出ているのに、TimeMachineが異常に遅い。結局一晩かかってしまった。 が、Backups.backupdbの中身を見て納得。内部Disk3台を全てBack UPしていた様だ。
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